米ワーナー、パラマウントの買収案拒否の公算 17日にも発表=関係筋
米カリフォルニア州バーバンクのワーナー・ブラザース・スタジオで2025年11月1撮影。REUTERS/Mike Blake
Milana Vinn Dawn Chmielewski
[16日 ロイター] - 米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の取締役会は、同業パラマウント・スカイダンスによる1084億ドルの買収案について早ければ17日にも決定を発表する見通しで、反対票を投じるよう株主に助言する可能性が高いと関係筋が明らかにした。
動画配信大手ネットフリックスの買収提案を改めて支持することになる。
WBDの広報担当者はコメントを控えた。
ネットフリックスは今月、WBDのテレビ・映画スタジオとストリーミング部門を720億ドルで買収することで合意したが、その後パラマウントがWBDの全事業を対象に1084億ドルの敵対的買収案を発表した。
パラマウントの提案には、トランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏が経営する投資会社アフィニティ・パートナーズなどからの資金調達が含まれていたが、ブルームバーグによると、アフィニティ・パートナーズは買収合戦から撤退する。
パラマウントとアフィニティ・パートナーズはロイターのコメント要請に応じていない。





