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フォードEV事業抜本見直し、7車種生産・開発打ち切り 195億ドル評価損

2025年12月16日(火)07時42分

米ミシガン州ディアボーンのフォード・モーター本社で3月撮影。REUTERS/Rebecca Cook

Nora Eckert

[15日 ロイター] - フォード・モーターは15日、主に電気自動車(EV)事業関連で195億ドルの評価損を計上するとともに、7車種のEV生産・開発を打ち切ると発表した。

トランプ政権がEV普及支援に消極的なことや、EV需要自体の弱まりが背景にある。フォードのガソリン車・EV部門を統括するアンドリュー・フリック氏は「収益性につながる道がなくなっている大型のEVに多額の資金をつぎ込むのではなく、よりリターンが高い分野に投入しようとしている」と説明した。

こうした方針の下で、電動ピックアップトラック「F-150」はいったん生産を中止し、走行距離を延ばせるレンジエクステンダー型電気自動車(EREV)に衣替えする。次世代電動トラックや計画された電動商用バンからも手を引く。

それでもハイブリッド車とEREV、純粋なEVが同社の全世界の車種構成に占める比率は現在の17%が2030年までに50%まで高まるという。

評価損は今年第4・四半期から2027年にかけて分散して計上する。195億ドルのうち約85億ドルは計画していたEVの開発中止に伴うもので、約60億ドルは韓国SKオンとの電池合弁解消関連、50億ドルは「プログラム関連費用」とされている。

またフォードは今年の調整後税・利払い前利益見通しを従来の60億-65億ドルからおよそ70億ドルに引き上げた。

ロイター
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