現在の円安「経営にマイナス」4割超、適正133.50円=東京商工リサーチ
12月12日、東京商工リサーチが公表した「為替に関するアンケート調査」によると、11月末の1ドル156円前後の為替水準が経営にマイナスと答えた企業は41.3%だった。写真は2019年1月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato )
[東京 12日 ロイター] - 東京商工リサーチが12日公表した「為替に関するアンケート調査」によると、11月末の1ドル156円前後の為替水準が経営にマイナスと答えた企業は41.3%だった。「影響はない」が40.6%、「プラス・マイナス拮抗」が13.5%、プラスは4.4%にとどまった。
調査は12月1─8日にインターネットで実施。有効回答は6151社(大企業487社、中小企業5664社)。大企業では、1ドル156円前後の円安はマイナスが41.8%、影響はないが34.9%、プラス・マイナス拮抗が16.0%、プラスは7.1%だった。
国内企業が「適正」とする為替水準は平均値で133.5円、中央値で135.0円となった。「155円以上」との回答は全体の6.0%(180社)だった。





