プライベートクレジットのデフォルト率、来年4.5%に低下へ 脆弱性続く=BofA
12月9日、バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチは8日、プライベートクレジットについて、来年のデフォルト率は金利低下に伴い、やや低下する見通しだが、依然として米国のクレジット市場の中で最も脆弱な分野の1つだと警告した。写真はバンク・オブ・アメリカのロゴ。1日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[9日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチは8日、プライベートクレジットについて、来年のデフォルト率は金利低下に伴い、やや低下する見通しだが、依然として米国のクレジット市場の中で最も脆弱な分野の1つだと警告した。
デフォルト率は今年の5%から来年には4.5%に低下する見通し。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが背景。プライベートクレジットは通常、変動金利で融資が行われる。
ただ、不透明な融資構造や、テクノロジー部門とサービス部門への偏重がリスクを増幅していると指摘。こうした部門は人工知能(AI)による破壊的な変化の影響を受けやすい。
BofAの米国クレジット戦略責任者ネハ・コーダ氏は「プライベートクレジットは、当社のレバレッジドファイナンス領域で最も低品質な資産クラスだ」と述べた。





