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午後3時のドルは156円後半で小動き、米FOMC前に上値追い限定的

2025年12月10日(水)15時57分

 12月10日、午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅にドル安/円高の156円後半で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

Atsuko Aoyama

[東京 10日 ロイター] -  

午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅にドル安/円高の156円後半で推移している。ドルが底堅く推移する場面でも、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に上値を追う向きは限られている。午前中に高市早苗首相の円安けん制発言が上値を抑えたとの声も聞かれた。

ドルは午前中に156円後半から半ばに下落。仲値公示に前後してドル売り/円買いが加速したものの、仲値は「売買が交錯しており、むしろ底堅かった」(国内金融機関の為替ディーラー)との見方も聞かれた。

高市首相は午前の衆院予算委員会で、円相場について「ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」と述べた上で、「投機的な動向も含めて、為替市場における過度な変動や無秩序な動きには必要に応じて適切な対応を取っていく」とした。

FOMCを巡っては、今回の利下げが織り込み済みとなる一方、来年の見通しが焦点になっている。メンバーの政策金利予想の分布を示す「ドットチャート」の変化だけでなく、追加利下げを前提とするような文言や雇用の下振れリスクへの言及が維持されるか注目する声がある。

景況感への懸念が払拭され、「利下げに打ち止め感、もしくは次(の政策変更)は利上げという雰囲気になるとすればドル/円は上」(国内金融機関の為替ディーラー)との見方もある。

一方、日銀の植田和男総裁は月初の会見で、現在の金利と中立金利の関係について、次回利上げをすることがあれば明示したいとの考えを示している。日銀の金融政策決定会合も控える中、仮に中立金利の引き上げに踏み込む場合は「円買いのトリガーを引く」(SBIFXトレードの上田真理人取締役)ことにもなるため、現時点で「円売りに飛び込む必要もない」(同)との声も聞かれる。

  ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 156.69/156.73 1.1629/1.1631 182.22/182.28

午前9時現在 156.78/156.83 1.1625/1.1631 182.33/182.34

NY午後5時 156.88/156.90 1.1624/1.1628 182.38/182.43

ロイター
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