バークレイズ、英資産運用大手エブリン買収を検討=関係筋
写真はバークレイズ銀行のロゴが表示されたスマートフォンのイメージ。2023年3月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
Amy-Jo Crowley Charlie Conchie
[ロンドン 5日 ロイター] - 英銀バークレイズが英資産運用大手エブリン・パートナーズの買収を検討しており、8日から始まる週にも買収提案を行う見込みだと関係者3人が明らかにした。
関係者2人によると、エブリンの株主である投資ファンドのペルミラとウォーバーグ・ピンカスは買い手候補に対し、拘束力のない案を10日に提出するよう求めた。
ロイターは7月、両社が今年エブリン売却に着手し、評価額は25億ポンド(33億ドル)を超える可能性があると報じていた。
関係者2人によると、エブリンにはナットウエスト・グループとロイズも関心を示している。別の関係者は、カナダロイヤル銀行(RBC)も買収提案を検討していると述べた。
関係者らは、取引が実現するか、またバークレイズなどが買収案を提出するかどうかは不透明だと述べた。バークレイズ、ナットウエスト、ロイズ、RBCはコメントを控えた。ペルミラとウォーバーグ・ピンカスもコメントを控えた。





