ニュース速報
ビジネス

26年相場、AIの市場けん引続くが波乱も=ブラックロック幹部

2025年12月05日(金)02時55分

ブラックロック本社前で撮影されたロゴ。2021年5月25日、米ニューヨークで撮影。REUTERS/Carlo Allegri/File Photo

Naomi Rovnick

[ロンドン 4日 ロイター] -  資産運用大手ブラックロックのヘレン・ジュエルEMEA(欧州、中東、アフリカ)ファンダメンタル株式部門最高投資責任者(CIO)は4日、ロイターに対し、2026年も人工知能(AI)関連が引き続き市場をけん引するとの見通しを明らかにした。投機的な取引などで急落するリスクもあり、市場は変動が大きくなる波乱含みだとの見方も示した。

ジュエル氏はロンドンで開かれた会合の場でロイターに、AI関連の成長リターンが上昇傾向になるかどうかの問いに関して「膨大な資金力を持つ企業による驚異的な資本支出」を挙げて、肯定的な見方を示した。その一方で、今後の株価などの動向は、過熱感やレバレッジ(借り入れによる取引)が変動要因になると指摘した。

AI関連企業がデータセンター建設に過剰投資しているのではないかとの懸念が高まり、米株市場は11月に大幅に下落した。ヘッジファンドは過去最高水準のレバレッジで取引しており、資産価格が下落して資金の引き揚げの必要性に迫られた場合、急激に売り込まれるリスクが高まっている。

ジュエル氏は、AIブームとデータセンター建設ラッシュに伴い、タービンや送電網技術、クリーンエネルギーの需要が押し上げられていることから、欧州のエネルギーや電力インフラ企業のポジションを増やしていると述べた。防衛関連への投資については、引き続き前向きなものの、年初ほどの状態ではないとも説明した。 

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

金現物が下落、ドル堅調が圧迫 銀・白金も安い

ビジネス

ニデック、不正会計疑惑巡る第三者委の報告書公表 小

ワールド

中東紛争4日目、イランの報復続く 民間人死者も拡大

ビジネス

訂正-東京外為市場・15時=ドル157円前半で底堅
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 5
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 6
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 7
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 8
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 9
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中