英CPI、9月は前年比+3.8%で横ばい 予想下回る

10月22日、英国立統計局(ONS)が発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇し、3カ月連続で横ばいだった。写真は2023年5月、ロンドンで撮影(2025年 ロイター//Emilie Madi)
William Schomberg Suban Abdulla
[ロンドン 22日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が22日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇し、3カ月連続で横ばいだった。ロイターやイングランド銀行(英中央銀行)の調査で大半のエコノミストが予想していた4.0%を下回り、11月に予算案発表を控える政府には幾分の安心材料になった。
サービス部門の上昇率も4.7%と前月から横ばいで、ロイター調査の予想である4.9%を下回った。
交通費が総合インフレ率を押し上げた一方、娯楽・文化や食料品・ノンアルコール飲料が押し下げ要因となった。
CPI発表後、英ポンドは対ドルで下落した。金融市場では、英中銀の次回利下げが2月に実施されるとの見方が完全に織り込まれ、公表前より1カ月早まった。
英資産運用会社アバディーンの副チーフエコノミスト、ルーク・バーソロミュー氏は、インフレ率が予想外に加速しなかったのは英中銀と金融市場にとってプラスとの見方を示した。「全体として、英国のインフレ問題は数週間前よりも少し改善しているようだ」と語った。
リーブス財務相は声明で、「英経済はあまりにも長く停滞しており、人々はより多くを投じても、得られるものは少ないと感じている」と指摘。「これを変える必要がある。インフレ抑制に向けた中銀の取り組みを政府全体で支援する責任がある」と述べ、生活費の高騰に苦しむ人々を支援していくと強調した。
国際通貨基金(IMF)は先週、2025年と26年の英インフレ率が主要7カ国(G7)の中で最も高くなるとの見通しを示した。
英中銀は、消費者物価上昇は徐々に鈍化するものの、目標の2%に達するのは27年4─6月期になると予想している。
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