ニュース速報
ビジネス

トランプ氏、中国との食用油取引打ち切り検討

2025年10月15日(水)05時48分

トランプ米大統領は14日、食用油などについて、中国との取引打ち切りを検討していると述べた。写真は10月14日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、食用油などについて、中国との取引打ち切りを検討していると述べた。

トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に「中国が意図的に米国の大豆を購入せず、大豆農家に困難をもたらしていることは、経済的に敵対的な行為だと考えている」と投稿。その上で「報復として、食用油やその他の貿易の要素について、中国との取引を停止することを検討している」とし、「食用油は自分たちで簡単に生産できるため、中国から購入する必要はない」と述べた。

中国は米国産大豆の購入を大幅に削減し、ここ数カ月は調達先をブラジルやアルゼンチンにシフトさせており、トランプ大統領はこれを「交渉戦術」と述べている。

トランプ氏はまた、記者団に対し、中国の「習近平国家主席とは良好な関係を築いているが、時に試練に直面することもある」とし、「中国には注意が必要だ」と語った。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

シリア暫定大統領、15日に訪ロ プーチン氏と会談へ

ビジネス

世界の石油市場、中長期的に需給引き締まりへ=業界幹

ビジネス

J&J、第3四半期売上高・利益が予想超え 整形外科

ワールド

IMF、インド25年成長率予想を6.6%に上方修正
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    フィリピンで相次ぐ大地震...日本ではあまり報道されない、被害の状況と実態
  • 2
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ海で「中国J-16」 vs 「ステルス機」
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    【クイズ】アメリカで最も「死亡者」が多く、「給与…
  • 5
    イーロン・マスク、新構想「Macrohard」でマイクロソ…
  • 6
    「心の知能指数(EQ)」とは何か...「EQが高い人」に…
  • 7
    「欧州最大の企業」がデンマークで生まれたワケ...奇…
  • 8
    「中国に待ち伏せされた!」レアアース規制にトラン…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 5
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由…
  • 6
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決…
  • 7
    時代に逆行するトランプのエネルギー政策が、アメリ…
  • 8
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 9
    「中国のビットコイン女王」が英国で有罪...押収され…
  • 10
    あなたは何型に当てはまる?「5つの睡眠タイプ」で記…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中