米アマゾン、年末商戦に向け25万人雇用 過去2年と同規模

　１０月１３日、米アマゾンは休暇シーズンの需要増に向け、国内のフルフィルメント・輸送網全体で２５万人を雇用する計画を発表した。米ニュージャージー州ロビンスビルで２０２３年１１月撮影（２０２５年　ロイター/Mike Segar）

[１３日 ロイター] - 米アマゾンは休暇シーズンの需要増に向け、国内のフルフィルメント・輸送網全体で２５万人を雇用する計画を発表した。

過去２年と同じ規模で、フルタイム・パートタイム従業員の時給は２３ドルで福利厚生付き、季節労働者は平均１９ドル以上になるという。

ただ、消費者はトランプ大統領の関税政策の影響に対応しており、休暇シーズンの支出に慎重になることが懸念されている。

データ会社アドビ・アナリティクスは先週、今年は米休暇シーズンのオンライン売上高が鈍化する見通しだが、電子商取引（Ｅコマース）はなお全体の伸びを上回るとの予想を示した。

また、在庫の大半が既に米国内にあることから、トランプ氏が中国製品に対して新たに課すと発表した関税がホリデー商戦に及ぼす影響は限定的とみられている。