コカ・コーラ、米コンビニでミニ缶発売 節約・健康志向層に訴求

米飲料大手コカ・コーラは来年初め、米国のコンビニエンスストアで、一部ソーダの7.5オンス(約221ミリリットル)のミニ缶を単品で発売する。米カリフォルニアロサンゼルスで2018年10月撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)
Jessica DiNapoli
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラは来年初め、米国のコンビニエンスストアで、一部ソーダの7.5オンス(約221ミリリットル)のミニ缶を単品で発売する。ミニ缶は1缶あたり90キロカロリーで、希望小売価格は1.29ドル。節約志向や健康志向の消費者層へのアピールを狙うとみられる。
同社の北米事業部門のコマーシャル・リーダーシップ担当社長、ジョエル・ビショップ氏によると、「コカ・コーラゼロシュガー」や「スプライト」、「ファンタ」などの新フレーバーがミニ缶で販売される。また、「ダイエットコーク」のミニ缶も国内で人気のある地域で販売される予定だという。
ビショップ氏は、より多くの消費者にコカ・コーラを試してもらうことがミニ缶の目的だと言及。手頃な価格と新規顧客の獲得を目指すとした上で、品ぞろえの少なかった2ドル未満の価格帯に焦点を当てたと述べた。
ミニ缶のセットは米会員制量販店コストコや小売り大手クローガーなどで既に販売されている。