ニュース速報
ビジネス

AI企業へのVC投資活発、アンソロピック130億ドル 第3四半期データ

2025年10月07日(火)13時19分

人工知能(AI)関連企業への投資が相次ぐ中、ベンチャーキャピタル(VC)も投資を積極化していることがクランチベースが6日発表した統計で分かった。資料写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[6日 ロイター] - 人工知能(AI)関連企業への投資が相次ぐ中、ベンチャーキャピタル(VC)も投資を積極化していることがクランチベースが6日発表した統計で分かった。

クランチベースによると、世界のベンチャーキャピタルの投資額は第3・四半期(7─9月)は970億ドルで前年同期比38%増加、第2四半期の920億ドルを若干上回った。

<5割弱がAI企業向け>

第3・四半期の投資の約46%はAI企業向けで、うち29%は対話型AI「クロード」を開発したアンソロピック向けだった。

資金調達ラウンドの規模で上位3件はAIの基盤モデル開発企業で、アンソロピックが130億ドル、xAIが53億ドル、ミストラルAIが20億ドルだった。

<米国企業に大半の資金>

国別でみると、投資先は圧倒的に米国企業で600億ドルが投じられた。

業種では、ハードウェアセクターがAIに次いで2番目に多く、ロボット、半導体、量子力学、データ・インフラストラクチャー企業が総額162億ドルの大型ラウンドを実施した。

3位はヘルスケアとバイオテクノロジーで158億ドル調達した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

国民民主・玉木氏、年収の壁引き上げ「今年度から実施

ワールド

金相場が最高値更新、1オンス3977.19ドル 米

ワールド

前政権崩壊後初のシリア議会選、女性と宗教的少数派の

ビジネス

景気一致指数、8月は0.7ポイント低下 輸出・生産
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 2
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレクションを受け取った男性、大困惑も「驚きの価値」が?
  • 3
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿すると「腎臓の検査を」のコメントが、一体なぜ?
  • 4
    一番お金のかかる「趣味」とは? この習慣を持ったら…
  • 5
    筋肉が育つだけでは動けない...「爆発力」を支える「…
  • 6
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 7
    メーガン妃とキャサリン妃の「オーラの違い」が話題…
  • 8
    「不気味すぎる」「昨日までなかった...」ホテルの天…
  • 9
    監視カメラが捉えた隣人の「あり得ない行動」...子供…
  • 10
    イエスとはいったい何者だったのか?...人類史を二分…
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 3
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 4
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 5
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 6
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 7
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 8
    更年期を快適に──筋トレで得られる心と体の4大効果
  • 9
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 10
    MITの地球化学者の研究により「地球初の動物」が判明…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中