午後3時のドルは148円後半に下落、前週の上昇で利食い 日銀委員発言も

9月29日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の148円後半で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 29日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の148円後半で推移している。堅調な米国の指標などで積極的な利下げへの見方が後退して前週はドル買いが進んだが、いったん利益確定の動きが出ているとの指摘があった。野口旭日銀審議委員の講演が始まると、ドル/円が一段と下押しする場面もあった。
ドルは朝から上値の重い展開で、149円半ばからじりじりと水準を切り下げた。正午までに149円を割り込んだ後は148.90円台で膠着していたが、野口旭日銀審議委員による札幌商工会議所での講演が始まるとドル/円はやや下押しした。
ドル/円は24日安値の147.52円から26日高値の149.96円まで2円以上の上昇となった。150円まであと数銭と、「(節目を)抜けようと思えば抜けられたが、持続力がなく上は重かった」(三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長)とみられ、いったんそれまでの上昇分の利益確定売りが出ているとの見方が聞かれた。
週後半に米国では雇用統計を含む重要指標、日本では日銀の短観や正副総裁を含む幹部の発言機会などイベントを多数控えており、25日の安値近辺の148円半ばまでをめどに調整が一服するとの見方が聞かれる。
米利下げの織り込みも既に進んでいるため、「ドル安圧力が追加的には高まっておらず、どんどんドルを売るような地合いでもない」(ニッセイ基礎研究所主席エコノミストの上野剛志氏)との指摘もある。
野口日銀審議委員は札幌商工会議所での講演で、「現状の日本経済・物価は下方リスクがありつつも政策判断における上方リスクの重みがより増している」などと指摘した。一方、日本経済は米関税による下方リスクに直面しており、当面は物価の基調を可能な限り慎重に見極める必要があるとの考えも示している。
野口委員の講演内容が予想よりハト派的ではなかったとして、「物価目標の安定的達成を前向きに捉えている印象」(ニッセイ基礎研の上野氏)を受けたとの声が聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 148.76/148.8 1.1728/1.17 174.49/174.
0 30 50
午前9時現在 149.41/149.4 1.1704/1.17 174.88/174.
2 06 89
NY午後5時 149.49/149.5 1.1701/1.17 174.89/174.
2 03 92
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