ニュース速報
ビジネス

歴代FRB議長ら18人、クック理事解任認めぬよう要請 最高裁に

2025年09月26日(金)05時30分

歴代の米連邦準備制度理事会(FRB)議長や財務長官ら18人が25日、トランプ大統領によるクックFRB理事(写真)解任を認めないよう連邦最高裁に求めた。8月撮影(2025年 ロイター/Jim Urquhart)

[25日 ロイター] - 歴代の米連邦準備制度理事会(FRB)議長や財務長官ら18人が25日、トランプ大統領によるクックFRB理事解任を認めないよう連邦最高裁に求めた。

18人のグループには、イエレン、バーナンキ、グリーンスパン氏ら元FRB議長や、ポールソン、サマーズ、ルー、ガイトナー、ルービン氏ら元財務長官が名を連ねる。

同グループは最高裁に提出した意見書で、訴訟が続く間、クック氏解任を認めれば、FRBの独立性が脅かされ、国民の信頼が損なわれると主張した。

クックFRB理事を巡っては、トランプ大統領が8月、住宅ローン契約を巡る不正疑惑を理由に解任を表明。クック理事はその後、解任が法的根拠に欠くとして提訴した。米控訴裁判所はトランプ大統領によるクック氏解任を認めない判断を示し、トランプ政権はこれを不服として、最高裁に上告した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米、10月1日から大型トラック輸入に25%の関税課

ワールド

世界の債務残高338兆ドル、緩和的環境やドル安で大

ビジネス

スターバックス、北米でシアトル旗艦店など業績不振店

ワールド

イラク、クルド人自治区からトルコ経由の原油輸出を2
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
2025年9月30日号(9/24発売)

トヨタ、楽天、総合商社、虎屋......名門経営大学院が日本企業を重視する理由

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    週にたった1回の「抹茶」で入院することに...米女性を襲った突然の不調、抹茶に含まれる「危険な成分」とは?
  • 2
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市場、売上を伸ばす老舗ブランドの戦略は?
  • 3
    クールジャパン戦略は破綻したのか
  • 4
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び…
  • 5
    中国、ネット上の「敗北主義」を排除へ ――全国キャン…
  • 6
    iPhone17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、Ap…
  • 7
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 8
    【クイズ】ハーバード大学ではない...アメリカの「大…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    富裕層のトランプ離れが加速──関税政策で支持率が最…
  • 1
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 2
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがた…
  • 5
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 6
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 7
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 8
    「ミイラはエジプト」はもう古い?...「世界最古のミ…
  • 9
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 10
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 9
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 10
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中