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8月百貨店売上高、7カ月ぶりプラス インバウンドの減少幅縮小

2025年09月25日(木)15時23分

 9月25日、日本百貨店協会が発表した8月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比2.6%増の4139億円と7カ月ぶりに前年を上回った。写真は2017年7月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Kentaro Okasaka

[東京 25日 ロイター] - 日本百貨店協会が25日に発表した8月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比2.6%増の4139億円と7カ月ぶりに前年を上回った。前年の台風などによる一部臨時休業のマイナス影響の反動に加え、前年好調だったインバウンド(訪日外国人)の売上高増の反動の影響も縮小した。

インバウンドの免税売上高は前年比4.7%減と6カ月連続の前年割れとはなったが、マイナス幅は7月の同36.3%減から大幅に縮小した。購買客数は49万人(同8.9%増)と8月では過去最高を記録。中国、台湾の購買客数は2桁増となった。

各地で猛暑日が続き、盛夏商材が好調に推移。Tシャツなどのほか、日傘や帽子、サングラスなどの洋品・雑貨が活況だった。客数増でレストランやビアガーテンも好調だった。

ロイター
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