午前の日経平均は続伸、ハイテク株主導で最高値 一巡後は小動き

9月19日、前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比348円65銭高の4万5652円08銭となった。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比348円65銭高の4万5652円08銭となった。前日の米株高の流れを引き継いで幅広く買いが入り、日経平均は取引時間中の史上最高値を更新した。中でもハイテク株が堅調で相場を押し上げ、一時500円超高となる場面があった。一方、日銀の金融政策決定会合の結果公表を控えて、買い一巡後はもみ合った。
日経平均は前営業日比330円高でスタートし、前日に付けた取引時間中の最高値(4万5508円67銭)を超えた。指数寄与度の高い半導体株が前日と同様に買われたほか、AI(人工知能)関連と目される銘柄も大幅上昇した。為替相場でドル/円が前日に比べて円安方向に振れたことも、相場の支えとなった。日経平均は朝方に、549円高の4万5852円75銭まで値上がりし、節目の4万6000円が視野に入る水準まで上昇した。プライム市場では7割超の銘柄が上昇し、買いが広がった。
ただ、上昇一服後は一進一退が継続。日銀会合の結果公表を前に、様子見ムードとなった。
総務省が19日公表した8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比2.7%上昇した。伸び率は7月の3.1%から縮小し、2024年11月以来の2%台を付けた。ロイター集計の民間予測に一致した。市場では「予想並みの結果で、株式相場の反応は限定的」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
市場では「短期的には、半導体関連が主導して上げていく相場はまだ続くとみている」(東海東京インテリジェンス・ラボのシニアアナリスト、澤田遼太郎氏)との声が聞かれた。ただ、きょうの日銀会合後の記者会見で「植田総裁は慎重に発言をすると思うが、何かがきっかけで利上げ観測が高まるなどすれば、利益確定売りを誘うかもしれない」(澤田氏)との指摘があった。
TOPIXは0.69%高の3180.81ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆8064億9900万円だった。東証33業種では、卸売、その他金融、輸送用機器など26業種が値上がりした。水産・農林、空運、精密機器など7業種は値下がりした。
個別では、前日に引き続きさくらインターネットが16%超高と、プライム市場の値上がり率トップ。レーザーテックも大幅上昇した。商社株が買われ、三菱商事、三井物産、丸紅などが堅調だった。
指数寄与度の高い東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループも堅調に推移した。
プライム市場の騰落数は、値上がり1167銘柄(72%)に対し、値下がりが391銘柄(24%)、変わらずが60銘柄(3%)だった。
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