午前の日経平均は続伸、一時4万4000円台 達成感で上げ幅縮小

前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比88円99銭高の4万3732円80銭だった。資料写真、2024年12月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 9日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比88円99銭高の4万3732円80銭だった。前日の米国株高と自民党総裁選挙への期待が下支えした。日経平均は一時500円超高と、史上初の4万4000円の大台に乗せたが、急ピッチな上昇に対する警戒感や大台に乗せた達成感で、徐々に上げ幅を縮小した。
日経平均は寄り付きで上場来高値を更新した後も上値を伸ばし、541円高の4万4185円73銭まで上昇した。前日の米国株式市場でナスダック総合が史上最高値更新となったことや、自民総裁選を控え次期政権への期待が、株価を押し上げた。買い一巡後は利益確定売りが強まり、上値を抑えた。
日経平均は前日までの3営業日で1704円上昇しており、市場では買われ過ぎと指摘する声が少なくなかった。「スピード違反のような上昇で、利食い売りが出やすい。後場からさらに軟化するかがポイントとなるだろう」(アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部長)との声が聞かれた。
主力株では、アドバンテストが7%高で日経平均を1銘柄で222円程度押し上げたほか、SCREENホールディングスが3.7%高、東京エレクトロン、ソニーグループが1.9%超高だった。半面、ソフトバンクグループは2%超安でさえなかった。
そのほか、IHI、川崎重工業が2─3%超上昇したほか、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなどのメガバン株が軟調で、市場では「防衛強化や財政拡張を掲げる高市早苗氏が意識されている」(国内証券ストラテジスト)と総裁選トレードを指摘する声があった。
TOPIXは0.06%高の3140.09ポイントで午前の取引を終了した。取引時間中の過去最高値を更新した。東証プライム市場の売買代金は2兆3793億9700万円。
東証33業種では、値上がりは電気機器、その他製品、空運など16業種、値下がりは非鉄金属、鉄鋼、鉱業など17業種だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが865銘柄(53%)、値下がりは672銘柄(41%)、変わらずは81銘柄(5%)だった。
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