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チケット売買のスタブハブ、米IPOで最大92億ドルの評価視野に

2025年09月09日(火)09時38分

9月8日、 チケット売買プラットフォームのスタブハブは米国での新規株式公開(IPO)で最大92億ドルの評価額を目指すと発表した。ニューヨーク証券取引所で4月撮影(2025年 ロイター/Kylie Cooper)

Ateev Bhandari Arasu Kannagi Basil

[8日 ロイター] - チケット売買プラットフォームのスタブハブは8日、米国での新規株式公開(IPO)で最大92億ドルの評価額を目指すと発表した。関税を巡る不透明感で4月に延期した上場計画を再開する。

1株22─25ドルで3400万株を公開し、最大8億5100万ドルの調達を目指す。

スタブハブは現最高経営責任者(CEO)のエリック・ベイカー氏らが2000年に創業。Tracxnのデータによると、21年の評価額は165億ドルだった。

匿名を希望したスタブハブの投資家によると、同社は他の投資家から140億ドルもしくは150億ドルと評価されており、目標の92億ドルを大きく上回っている。

この投資家はロイターに「最終的には確実にこの数字より高くなると思う」と語った。

スタブハブの1─6月期売上高は前年同期比3%増の8億2790万ドルだったが、損失は2倍以上の1億1180万ドルとなっている。

主幹事はJPモルガンとゴールドマン・サックス。「STUB」のティッカーシンボルでニューヨーク証券取引所に上場する。

ロイター
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