自民総裁選が「フルスペック型」に...カギ握る「108票」の行方

自民党総裁選が党員・党友の投票を伴う「フルスペック型」で実施される方向となった。大型選挙での連敗を受け「解党的出直し」を掲げているだけに、党内からは党員・党友の声を重んじるべきだとの意見が聞かれる。写真は自民党本部。2009年7月、都内で撮影(2025年 ロイター/Stringer)
自民党総裁選が党員・党友の投票を伴う「フルスペック型」で実施される方向となった。大型選挙での連敗を受け「解党的出直し」を掲げているだけに、党内からは党員・党友の声を重んじるべきだとの意見が聞かれる。カギを握るのは前回総裁選で石破茂首相(党総裁)に入った「108票」の行方だ。
9日午後、自民は総裁選管理委員会を開き、総裁選の日程を9月22日告示、10月4日投開票と決めた。総裁の任期途中の交代による総裁選がフルスペックで実施されるのは初めて。
フルスペック型の総裁選は国会議員票に加え、ドント方式で各候補者に配分される全国の党員・党友票(党員票)で新総裁を決する。国会議員票と党員票は同じ割合に設定されるため、候補者の党内での影響力に加え、人気や知名度が勝敗に大きく影響すると言われる。1回目の投票で過半数に達する候補がいなかった場合は、上位2人で決選投票に進む仕組みだ。
ある自民党関係者は「今回は前回の108票が誰に入るかが最大のポイントだ」と話す。
108票とは、昨年9月の前回総裁選で石破首相が得た党員票のことだ。高市早苗前経済安全保障担当相が109票を獲得して党員票では首位だったものの、決選投票で国会議員票の多くが石破首相に集まり逆転した経緯がある。この関係者は「いまだに支持者から『なぜ党員の声を無視して石破氏を選んだのか』と言われる」という。
自民は昨年の衆院選、今年の東京都議選、参院選と三つの大型選挙で敗北を喫した。今月2日にまとめた参院選の総括では「全国約100万人規模の党員はわが党の宝物である」とし、「党員を最良の政策伝道者とみなし、党員周囲の無党派層への支持を広げる」と明記。「党を一から作り直す覚悟で解党的出直し」に取り組むと明記した。
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