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米中古住宅仮契約指数、7月は‐0.4% 高金利と雇用減速が重し
2025年08月29日(金)00時39分

全米リアルター協会(NAR)が28日発表した7月の米中古住宅販売仮契約指数は、前月比で0.4%低下した。2010年10月撮影(2025年 ロイター//Brian Snyder)
[ワシントン 28日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が28日発表した7月の米中古住宅販売仮契約指数は、前月比で0.4%低下した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.1%低下だった。
前年同月比では0.7%上昇した。
住宅ローン金利の高止まりと雇用市場の減速が、住宅購入希望者の動きを鈍らせている。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを再開するとの観測から、金利は年初の高水準からやや低下しているものの、依然として高水準にある。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅ローン金利や在庫、購入のしやすさがわずかに改善しているにもかかわらず、買い手の慎重姿勢は続いている」と述べた。