ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=下落、インフレ指標や米中貿易動向に注目

2025年08月12日(火)06時18分

米国株式市場は、投資家が今週発表されるインフレ指標や、米中貿易を巡る動向を注視する中、下落して取引を終えた。2021年1月、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

Saeed Azhar

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場は、投資家が今週発表されるインフレ指標や、米中貿易を巡る動向を注視する中、下落して取引を終えた。

市場では連邦準備理事会(FRB)の最近の人事や労働市場軟化の兆候を受け、政策当局者が年内にハト派的な金融政策スタンスを取る可能性があるとの見方が出ている。

7月の消費者物価指数(CPI)は12日に発表される。LSEGがまとめたデータによると、FRBは12月までに約60ベーシスポイント(bp)の利下げを実施すると予想されている。

コメリカ・ウェルス・マネジメントのエリック・ティール最高投資責任者(CIO)は「インフレ指標は関税が消費者に与える、より直接的な影響を反映し始めており、インフレが粘着性を維持することへの懸念が高まっている。利下げを支持するには、インフレ率の低下と成長率の鈍化が必要だ」と語った。 

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 43975.09 -200.52 -0.45 44184.36 44273.03 43911.31

前営業日終値 44175.61

ナスダック総合 21385.40 -64.62 -0.30 21459.65 21549.73 21346.62

前営業日終値 21450.02

S&P総合500種 6373.45 -16.00 -0.25 6389.67 6407.25 6364.06

前営業日終値 6389.45

ダウ輸送株20種 15183.03 -157.38 -1.03

ダウ公共株15種 1110.60 -2.87 -0.26

フィラデルフィア半導体 5670.37 -7.64 -0.14

VIX指数 16.25 +1.10 +7.26

S&P一般消費財 1803.81 +2.49 +0.14

S&P素材 560.87 -1.33 -0.24

S&P工業 1271.31 -3.64 -0.29

S&P主要消費財 908.09 +1.58 +0.17

S&P金融 860.95 -0.39 -0.05

S&P不動産 257.17 -1.68 -0.65

S&Pエネルギー 643.53 -5.13 -0.79

S&Pヘルスケア 1516.35 +1.03 +0.07

S&P通信サービス 392.52 -0.30 -0.08

S&P情報技術 5301.01 -29.85 -0.56

S&P公益事業 435.54 -1.57 -0.36

NYSE出来高 11.26億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 42325 + 505 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 42295 + 475 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

機関投資家のマグニフィセント・セブン人気が復活=B

ワールド

インド、米国との貿易協議継続へ 関税50%に引き上

ワールド

トランプ氏、首都ワシントンに州兵派遣 警察を連邦政

ビジネス

アングル:統計局長解任で高まる米CPIの注目度、T
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入する切実な理由
  • 2
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客を30分間も足止めした「予想外の犯人」にネット騒然
  • 3
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 4
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 5
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 6
    なぜ「あなたの筋トレ」は伸び悩んでいるのか?...筋…
  • 7
    「靴を脱いでください」と言われ続けて100億足...ア…
  • 8
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 9
    「古い火力発電所をデータセンターに転換」構想がWin…
  • 10
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 6
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 7
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 8
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 9
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 10
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中