NZ失業率、第2四半期は5.2%に上昇 就業者数0.1%減

8月6日、ニュージーランド(NZ)統計局が発表した第2・四半期の失業率は5.2%と、第1・四半期の5.1%から上昇した。オークランドで2023年8月撮影(2025年 ロイター/Molly Darlington)
Lucy Craymer
[ウェリントン 6日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が6日発表した第2・四半期の失業率は5.2%と、第1・四半期の5.1%から上昇した。就業者数は前期比0.1%減少した。
ロイターがまとめた予想は、失業率5.3%、就業者数0.1%減。中央銀行は失業率を5.2%と予想していた。
労働参加率は70.5%で、予想の70.7%を若干下回った。
残業代を除いた民間部門の労働コスト指数(LCI)は、前期比0.6%上昇で予想と一致し、伸びは第1・四半期の0.4%から加速した。民間部門賃金(季節調整済み)は前年同期比2.2%上昇した。
労働市場の低迷が続いていることから、中央銀行が8月に開催される金融政策決定会合で25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施する可能性が高まっている。