6月コンビニ売上高は4カ月連続増、猛暑で飲料・アイスクリーム好調

　７月２３日　日本フランチャイズチェーン協会が２３日発表した６月の全国コンビニエンスストア売上高は、全店・既存店とも４カ月連続で前年を上回った。写真は２０２０年４月、都内で撮影（２０２５年　ロイター／Issei Kato）

Tetsushi Kajimoto

［東京　２３日　ロイター］ - 日本フランチャイズチェーン協会が２３日発表した６月の全国コンビニエンスストア売上高は、全店・既存店とも４カ月連続で前年を上回った。既存店ベースは前年比３．７％増の９４０３億９８００万円、全店が同３．８％増の９７７５億２１００万円だった。

６月は記録的な暑さが続き、冷し麺、ソフトドリンク、アイスクリーム、制汗用品が堅調だった。おにぎり、揚げ物、菓子も好調に売り上げを伸ばし、全店・既存店ともに売上高が前年を上回った。

商品別では、プリペイドカードや宅配便などのサービス商品は既存店ベースで同６．４％伸びた。また商品構成の約３６％を占める日配食品が４．９％増、２８％を占める加工食品が４．７％増、３１％を占める非食品が１．１％増と、好調に推移した。