米サミットと英アストラが提携協議、150億ドル規模=BBG

7月3日、ブルームバーグ・ニュースは、英製薬大手アストラゼネカが米バイオ医薬品のサミット・セラピューティクスと提携について協議していると報じた。写真は英マックルズフィールドのアストラゼネカ施設で2021年5月撮影(2025年 ロイター/Phil Noble)
[3日 ロイター] - ブルームバーグ・ニュースは3日、英製薬大手アストラゼネカが米バイオ医薬品のサミット・セラピューティクスと提携について協議していると報じた。
アストラゼネカがサミットに最大150億ドルを支払い、肺がん治療薬のライセンス供与を受ける内容という。複数の関係者の話として伝えた。
数十億ドルの前払い金に加え、複数のマイルストーン報酬が含まれる可能性があるという。交渉が決裂したり、サミットが別の提携先を選ぶ可能性もあると伝えている。
サミットが治験中の肺がん治療薬「イボネスシマブ」が交渉の対象になっている。同薬は昨年5月に中国で承認され、サミットは米国での販売認可を申請する計画。