モスクワ近郊のロシア正教会中心地に無人機攻撃、1人負傷=当局者

7月4日 ロシア首都モスクワ近郊のセルギエフポサド地区で4日未明、ウクライナによる無人機(ドローン)攻撃があり、1人が負傷、停電も発生した。写真は4日、セルギエフポサドで撮影。提供写真(2025年 ロイター/Head of the Sergiyev Posad municipal district Oksana Yerokhanova via Telegram)
[4日 ロイター] - ロシア首都モスクワ近郊のセルギエフポサド地区で4日未明、ウクライナによる無人機(ドローン)攻撃があり、1人が負傷、停電も発生した。同地区の当局者が明らかにした。
少なくとも4回の爆発があり、変電所が損壊。停電は広い範囲に及んだという。
モスクワ州にある同地区の行政の中心地はロシア正教会の精神的中心地としても知られる。
ロシア国防省によると、防空部隊が国内5州の上空で夜間にウクライナ無人機48機を破壊。ただ、無人機が撃墜された地域としてモスクワ州は挙げられていない。
南部のロストフ州ではウクライナの無人機攻撃により複数の集合住宅が被害を受け、女性1人が死亡。地元当局者が明らかにした。
ウクライナ側からコメントは出ていない。