財新・中国製造業PMI、6月は50回復 新規受注増加で生産拡大

財新/S&Pグローバルが1日発表した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4と前月の48.3から上昇し、景況改善・悪化の分岐点となる50を上回った。江蘇省南通のボールミル工場で2019年6月撮影(2025年 ロイター)
[北京 1日 ロイター] - 財新/S&Pグローバルが1日発表した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4と前月の48.3から上昇し、景況改善・悪化の分岐点となる50を上回った。新規受注の増加で生産が押し上げられた。アナリスト予想も上回った。
中国国家統計局が前日発表した製造業PMIは50を3カ月連続で下回っていた。両調査とも新規輸出受注は縮小が続き、今年後半に輸出が厳しい状況に直面する可能性を示唆した。
財新智庫のエコノミスト、王哲氏は「6月は全体的に製造業の需給が回復した」と指摘。ただ「外部環境は依然として厳しく複雑で、不確実性が高まっていることを認識する必要がある。国内の有効需要不足の問題は依然として根本的に解決されていない」とも述べた。
財新の調査によると、5月に減少していた新規受注は増加に転じた。工場責任者らは貿易条件の改善や販売促進活動が売上高を押し上げたと指摘した。
これを受け、生産指数は2024年11月以来の高水準となった。
新規受注の増加と労働力減少により、3か月ぶりに受注残が生じた。
離職や人員削減の影響で雇用は減少。一部の小規模輸出企業は事業継続のため賃金カットや人員削減を余儀なくされた。
平均算出価格は投入コストの下落を背景に、1月以来のペースで下落した。一方、海上運賃や物流費の上昇により、輸出料金は上昇が続いた。
企業の景況感は5月から低下し、引き続き長期トレンドを下回った。
ゴールドマン・サックスのエコノミストは、当局者らが今年これまでの経済動向に満足しているように見えるとし、7月の政治局会議で大規模な景気刺激策が打ち出される可能性は低いとの見方を示した。
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