象印、25年11月期業績・配当予想を上方修正 価格転嫁が進捗

Shinichi Uchida

［東京　３０日　ロイター］ - 象印マホービンは３０日、２０２５年１１月期通期の連結業績予想を上方修正すると発表した。販売費や一般管理費が増加したものの、国内販売が好調に推移したほか、円安による輸入コスト上昇に対して価格転嫁が進捗した。

営業利益は前年比１７．５％増の７０億円（従来予想は５７億５０００万円）、純利益は同２５．７％減の４８億円（同４２億５０００万円）に上方修正した。年間配当予想は特別配当を含め６４円に増額した。従来予想、前期実績は４０円だった。