米中古住宅仮契約指数、5月は+1.8% 高金利は依然足かせ

全米リアルター協会(NAR)が26日発表した5月の中古住宅販売仮契約指数は72.6と、 前月から1.8%上昇した。カリフォルニア州サンディエゴで3月撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)
[ワシントン 26日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が26日発表した5月の中古住宅販売仮契約指数は72.6と、 前月から1.8%上昇した。予想以上に上昇したものの、住宅ローン金利の上昇が依然として購入者にとって制約要因となっている。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.1%の小幅上昇だった。
4地域全てで上昇した。前年同月比では1.1%上昇した。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は、「堅調な雇用増加と賃金上昇は住宅市場を控えめながらも押し上げている」と指摘。「ただ、住宅購入の意思決定の主因は住宅ローン金利の変動であり、これが賃金上昇よりも住宅購入のしやすさに影響を与えている」と述べた。