米自動車業界団体が道路交通安全局を批判、大幅な改革を要求

米ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車、独フォルクスワーゲン(VW)、韓国の現代自動車などが加盟する米自動車イノベーション協会(AAI)のボゼラ最高経営責任者(CEO)が25日に米議会下院の公聴会で証言した。写真は2019年のニューヨーク国際自動車ショーに展示されたホンダの衝突試験車両。2019年4月撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ワシントン 25日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)、韓国の現代自動車などが加盟する米自動車業界団体の米自動車イノベーション協会(AAI)のジョン・ボゼラ最高経営責任者(CEO)が25日に米議会下院の公聴会で証言し、米道路交通安全局(NHTSA)について「自動車業界との亀裂、数十年前の安全規制、新興技術に対する明確な戦略的ロードマップの欠如は技術革新を阻害し、米国の世界での優位性を脅かしている」と批判した。
その上でNHTSAに大幅な改革を求め、廃止や改定、更新すべき規制基準を数十項目挙げた。
NHTSAはコメントの要請にすぐには応じなかった。
ボゼラ氏は一例として自動緊急ブレーキの規制を廃止し、人間が操作しないで走る自動運転車の導入を容易にすることを要求して「残念ながら、連邦政府の不作為が私たちの足かせとなっている。数年間にわたる協議にもかかわらず、自動運転車向けの連邦政府の包括的な枠組みはまだ存在していない」と問題視した。また、NHTSAが2027年から燃費基準を緩和することも求めた。
米国での2024年の交通事故死者数は3万9345人と前年より3.8%減ったものの、新型コロナ禍前の19年の3万6355人を大きく上回った。
同じく証言した米道路安全保険協会(IIHS)のデビッド・ハーキー代表も「NHTSAは時代の流れを捉えられていない。近年は緊急性を欠き、明らかに有益な介入による安全上の利益を過小評価し、欠陥のある方法論で任務を遂行してきた」と批判。NHTSAは「より強力な指導力と危機感、そして行動する意欲を必要としている」と訴えた。
IIHSは二輪車へのアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)装備を義務付けるように2013年以降に求めてきたものの、NHTSAは拒否してきたと説明。IIHSによると、オプションでABSを装備した二輪車の死亡事故率は搭載していない同一車種より22%低く、欧州連合(EU)と英国、ブラジル、日本、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、インドはABS装備を義務付けている。
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