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ユーロ圏経済、関税など成長抑制リスクに直面=ECB副総裁
2025年06月13日(金)01時54分

欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は12日、ユーロ圏経済は耐性があることを示しているものの、関税など成長を抑制し得る多くのリスクに直面しているとの認識を示した。2023年4月、ニコシア(キプロス)の大統領官邸で撮影(2025年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)
[フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は12日、ユーロ圏経済は耐性があることを示しているものの、関税など成長を抑制し得る多くのリスクに直面しているとの認識を示した。
デギンドス氏はイベントで「何が起こるかを正確に予測することは不可能だが、これらのリスクがユーロ圏の成長に抑制的な影響を与える可能性が高い」と指摘。「そのため、実体経済で何が起きているかを注意深く監視することが重要だ」とし、それがインフレ見通しの早期指標になるとの考えを示した。