バークレイズ、S&P500種指数の年末目標を6050に引き上げ

6月4日、バークレイズは、米S&P総合500種指数の年末目標を5900から6050に引き上げた。写真は、ニューヨーク証券取引所の取引フロアで働くトレーダー。5月19日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
[4日 ロイター] - バークレイズは4日、米S&P総合500種指数の年末目標を5900から6050に引き上げた。貿易を巡る不透明感が緩和し、来年の増益率が正常化するとの見方を示した。
直近終値(5970.37)から1.32%上昇することになる。
ゴールドマン・サックスとUBSグローバル・ウェルス・マネジメントも先月、予想を上方修正。今週にはRBCキャピタル・マーケッツとドイツ銀行も予想を引き上げた。
バークレイズは来年の1株利益を285ドルと予想。来年末のS&P総合500種指数の目標を6700ドルとした。
同社は関税について、来年は今年と比較して追加の直接的な影響はないと予想されるが、成長とインフレへの二次的な影響は来年まで及ぶ可能性があると述べた。
今年の1株利益予想は262ドルに据え置いた。