ムーディーズ、米金融大手3社を格下げ 米格下げに続き

5月19日、米格付け大手ムーディーズ・レーティングスは米金融大手JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴの長期信用格付けを引き下げた。写真はムーディーズの看板。2021年11月、ニューヨークの本社で撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[19日 ロイター] - 米格付け大手ムーディーズ・レーティングスは19日、米金融大手JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴの長期信用格付けを引き下げた。ムーディーズは16日、米国の36兆ドルに上る債務を理由に、米国の格付けを最上級の「Aaa」から引き下げていた。
ムーディーズは、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズの長期預金格付けについても「Aa1」から「Aa2」に引き下げた。同時に、米金融大手BNYメロンとステート・ストリートの特定の子会社・支社に関しても、長期カウンターパーティーリスク(取引先の破綻リスク)格付けを「Aa1」から「Aa2」に引き下げた。