テスラ取締役会、マスクCEOの新たな報酬案を特別委で検討=FT

5月14日、米電気自動車(EV)大手テスラの取締役会は、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO、写真)の報酬を見直すための特別委員会を設置し、そこで新たなストックオプションを含めた報酬案を検討していると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。リヤドで13日撮影(2025年 ロイター/Hamad I Mohammed)
[14日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの取締役会は、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の報酬を見直すための特別委員会を設置し、そこで新たなストックオプションを含めた報酬案を検討していると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が14日に報じた。
関係者によると、特別委員会は取締役会のロビン・デンホルム会長と、独立取締役のキャスリーン・ウィルソン・トンプソン氏の2名で構成されている。
ロイターはテスラからのコメントを得られていない。デンホルム氏とウィルソン・トンプソン氏もコメント要請に応じなかった。
FTによると、2018年に承認された560億ドル規模のマスク氏の報酬案が裁判で復活しなかった場合、委員会はマスク氏の過去の仕事に対する報酬の代替方法も検討する予定。新たなストックオプションは、同社が財務、経営、株価の目標を達成するかどうかにかかっているという。
マスク氏はテスラの株式13%を保有する筆頭株主。