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アマゾン、個人宅配でフェデックスと提携 一部大型貨物対象

2025年05月13日(火)11時08分

 5月12日、米アマゾンは、大型貨物の一部配送を米物流大手フェデックスに委託したと両社が明らかにした。写真はアマゾンのロゴと買い物カートのイメージ。2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[12日 ロイター] - 米アマゾンは、大型貨物の一部配送を米物流大手フェデックスに委託した。両社が12日明らかにした。

数週間前に国際貨物輸送大手の米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が、アマゾンの収益性の低い配送を停止して2万人を削減すると発表したことを受けた。

フェデックスによると、アマゾンとの契約は複数年にわたるもので、特定の大型荷物の個人宅配をカバーする。

ビジネス・インサイダーは内部文書を引用し、この契約は2月に調印されたもので、配送ライバルのUPSと比較してアマゾンに「コスト優位性」をもたらすと報じていた。

ただアマゾンは、フェデックスはUPSや郵政公社(USPS)などサードパーティーのパートナーとともに自社のラストマイル配送ネットワークと連携して業務を行うとし、契約はUPSの代替ではないと説明した。

フェデックスは契約について「相互に利益のある複数年契約」だとしている。

UPSは1月、2026年下半期までに最大の顧客であるアマゾンの配送量を50%超削減し、より少数かつ収益性の高い配送に注力する計画を発表している。

ロイター
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