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ニデック、牧野フへのTOB撤回 対抗策で損害「経済合理性欠く」

2025年05月08日(木)17時30分

  5月8日、ニデックは牧野フライス製作所に対し4月4日から進めてきた株式公開買い付け(TOB)を撤回することを決めたと発表した。写真はニデックのロゴ。都内で2018年7月撮影(2025年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

Kentaro Okasaka

[東京 8日 ロイター] - ニデックは8日、牧野フライス製作所に対し4月4日から進めてきた株式公開買い付け(TOB)を撤回することを決めたと発表した。

牧野フが対抗策として計画している新株予約権の無償割り当てが実施された場合、ニデックが損害を被る恐れがあり、TOBを続けることは「著しく経済合理性を欠くことになりかねない」と判断したという。

ニデックは4月16日、牧野フの対抗策の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたが、地裁は5月7日、申し立てを却下していた。

ロイター
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