インドネシア新政府系ファンド、ニッケルからAIまで200億ドル投資へ

インドネシアのプラボウォ大統領(写真左)は24日、政府系投資ファンド「ダナンタラ・インドネシア」(正式名ダヤ・アナガタ・ヌサンタラ投資管理庁)を発足させた(2025年 ロイター/Ajeng Dinar Ulfiana)
Stefanno Sulaiman Ananda Teresia
[ジャカルタ 24日 ロイター] - インドネシアのプラボウォ大統領は24日、政府系投資ファンド「ダナンタラ・インドネシア」(正式名ダヤ・アナガタ・ヌサンタラ投資管理庁)を発足させた。第1弾投資として、ニッケルやボーキサイト、銅をそれぞれ製錬する事業や人工知能(AI)開発、石油精製、再生可能エネルギー、食品生産といった20以上のプロジェクトに計200億ドルを拠出すると表明した。
この日の発足式典で大統領は「ダナンタラ・インドネシアは、国有企業の最適化に向けた戦略的かつ効率的な解決策だ。国有企業の配当金を(インドネシアの)長期成長を下支えする産業に投資するだけでなく、国有企業をそれぞれの分野で世界を牽引する存在へと変革していく」と決意を表明した。
また大統領は「国民が所有するファンドなのだから、誰でもいつでも監査できる」と運営の透明性確保を確約した。
インドネシアは東南アジア最大の経済国。ダナンタラは総額9000億ドル相当以上の資産を管理するとみられる。大統領は国内総生産(GDP)成長率を現在の約5%から8%に引き上げる公約を掲げており、ダナンタラを成長加速エンジンの一角とする。
ダナンタラは、インドネシア投資庁に続く同国第2の政府系ファンドで、独立運営の組織形態を取る。最高経営責任者(CEO)はロサン・ルスラニ投資相が兼任する見通し。資金投入先はインドネシアの銀行最大手マンディリ銀行や国有のエネルギー企業プルタミナ、国営電力企業プルサハン・リストリク・ネガラ、国営通信企業テルコム・インドネシアなどが含まれる。
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