ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=続伸、S&P500は週足では行って来い

2024年08月10日(土)06時43分

米国株式市場は続伸して取引を終えた。2019年9月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は続伸して取引を終えた。情報技術セクターが上昇をけん引した。S&P総合500種は、週初は景気後退懸念と円キャリートレードの巻き戻しで急落したが、週足ではほぼ横ばいとなった。

投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)も低下した。

パー・スターリング・キャピタル・マネジメント(テキサス州オースティン)のディレクター、ロバート・フィップス氏は「投資家は相場が底を付けた証拠を見つけようとしている」と語った。

CMEグループのフェドウオッチによると、米連邦準備理事会(FRB)が次回9月17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利下げを行う確率は55%、25bpの利下げ確率は45%とみられている。

投資家は、来週発表される7月米消費者物価指数(CPI)と小売売上高を注目している。

個別銘柄では、ゲームソフト大手の米テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアが4.4%高。2026年度と27年度の純予約件数が伸びるとの予想を発表した。

オンライン旅行代理店のエクスペディア・グループは10.2%高。第2・四半期の利益がアナリスト予想を上回った。

米取引所の合算出来高は111億3000万株。直近20営業日の平均は125億9000万株。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.39対1の比率で上回った。一方、ナスダックでは1.14対1で値下がり銘柄が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 39497.54 +51.05 +0.13 39408.0 39628.6 39230.4

6 6 3

前営業日終値 39446.49

ナスダック総合 16745.30 +85.28 +0.51 16636.5 16789.2 16574.5

2 2 8

前営業日終値 16660.02

S&P総合500種 5344.16 +24.85 +0.47 5314.66 5358.67 5300.84

前営業日終値 5319.31

ダウ輸送株20種 15334.53 -100.64 -0.65

ダウ公共株15種 997.33 +0.75 +0.08

フィラデルフィア半導体 4709.45 -20.56 -0.43

VIX指数 20.37 -3.42 -14.38

S&P一般消費財 1399.68 +5.66 +0.41

S&P素材 558.08 -0.55 -0.10

S&P工業 1051.25 +0.20 +0.02

S&P主要消費財 848.26 +1.60 +0.19

S&P金融 703.87 +2.59 +0.37

S&P不動産 262.24 +1.28 +0.49

S&Pエネルギー 686.40 +1.94 +0.28

S&Pヘルスケア 1746.41 +7.97 +0.46

S&P通信サービス 296.49 +2.85 +0.97

S&P情報技術 4015.16 +25.58 +0.64

S&P公益事業 373.46 +0.97 +0.26

NYSE出来高 8.87億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 35350 + 300 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 35275 + 225 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

IBM、コンフルエントを110億ドルで買収 AI需

ワールド

EU9カ国、「欧州製品の優先採用」に慎重姿勢 加盟

ビジネス

米ネクステラ、グーグルやメタと提携強化 電力需要増

ワールド

英仏独首脳、ゼレンスキー氏と会談 「重要局面」での
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...かつて偶然、撮影されていた「緊張の瞬間」
  • 4
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 5
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 8
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 9
    死刑は「やむを得ない」と言う人は、おそらく本当の…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」が追いつかなくなっている状態とは?
  • 4
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 7
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 8
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 9
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 10
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中