ニュース速報
ビジネス

訂正(発表者側の申し出)トヨタ、プリウス生産を当面停止 後席ドアに問題でリコール

2024年04月18日(木)11時58分

4月17日、 トヨタ自動車は、リコールに伴う対策品準備などのため「プリウス」の受注を当面停止すると明らかにした。資料写真、2022年撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)

(トヨタの申し出により、17日配信の以下の記事の見出しと本文第1段落から「受注停止」の文言を削除し、第2段落に一部追記しました)

Maki Shiraki Shinichi Uchida

[東京 17日 ロイター] - トヨタ自動車は17日、後席ドアを開けるスイッチに問題があるとして「プリウス」計13万5305台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。このところ続いていた堤工場(愛知県豊田市)第1ラインの稼働停止は、この問題による品質確認作業のためという。リコール対策品の生産準備に時間がかかることから、プリウスの生産停止を当面継続する。

堤工場では第1ラインの稼働を4日から停止していたが、トヨタの広報担当者は停止の理由について「生産工程の確認作業のため」との説明にとどめていた。同ラインでプリウスと併産している「カローラ」のみ、18日から生産を再開する。プリウスについては、顧客からの店頭受注は引き続き受け付けているが、販売店からメーカーへの発注は停止している。これまでの稼働停止に伴う生産への影響台数は非公表としている。

リコールの対象は、2022年11月─24年4月に生産されたプリウス。スイッチの防水性能が不十分で、洗車などで大量の水がかかるとスイッチの内部に侵入して回路をショートさせ、最悪の場合、走行中にドアが開く恐れがある。これまでに不具合の報告が3件あった。スイッチを交換して対応する。

今回の不具合は設計上の品質によるもので、問題のプリウス向け後席ドアのスイッチを製造する東海理化も17日、トヨタがリコールを届け出たと発表した。東海理化は今回の問題に関する費用見積額を110億円としている。リコールの影響は修正後発事象として24年3月期の営業費用として業績に反映する。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

焦点:トランプ政権、気候変動の「人為的要因」削除 

ビジネス

アングル:機内WiFiは必需品か、マスク氏とライア

ワールド

〔情報BOX〕-次期FRB議長指名のウォーシュ氏、

ビジネス

次期FRB議長にウォーシュ氏指名、トランプ氏「利下
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 2
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵士供給に悩むロシアが行う「外道行為」の実態
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 5
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 6
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 7
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 8
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 9
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中