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英公的部門財政赤字、12月は大幅縮小 付加価値税収など寄与
2018年01月23日(火)22時42分
[ロンドン 23日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が23日に発表した12月の公的部門財政収支(国有銀行除く)の赤字は26億ポンドと、前年同月の半分程度に縮小し、エコノミスト予想の50億ポンドを大幅に下回った。
付加価値税収が過去最高となったことなどが寄与した。
2017/18年度(17年4月から開始)のこれまでの赤字は前年同期比約12%減の500億ポンドで、07年度以来の低さとなった。
英予算責任局(OBR)は17/18年度の赤字目標を国内総生産(GDP)比2.4%に相当する499億ポンドとしている。
1月は確定申告に伴う税収で黒字となる可能性が高いことなどから、目標を達成できる見通しとなった。
ONSによると、12月の付加価値税収は前年同月比4.9%増の123億ポンドで過去最高だった。
12月の所得税収は5%超増加、4─12月でも4%近く増加した。
4─12月の法人税収は約3%増だった。
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