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正午のドルは109円前半、トランプ政権への不信でじり安

2017年08月21日(月)12時27分

 8月21日、正午のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤とほぼ変わらずの109.21/23円。写真はワシントンで1月に撮影されたトランプ大統領(写真左)と、政権の主要メンバー。このうち、現在も政権に残っているのは、ペンス副大統領のみとなる(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

[東京 21日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤とほぼ変わらずの109.21/23円。

ドルは午前8時過ぎに午前の高値109.42円をつけたが、それ以降は小幅な反発を繰り返すも、じり安の流れとなり、109.18円まで下落した。

ドル安地合いの背景には、引き続きトランプ政権内の人事の混乱や政策履行能力に対する信頼感の失墜などがある。

ただ、目先は、前週末のニューヨーク市場で108.60円でドルが踏みとどまったことで、「一気に、年初来安値の108.13円を試す雰囲気ではない」(FX会社)とされ、北朝鮮関連で不測の事態が起きなければ、下値リスクはそれほど大きくないと見られている。

きょうから31日までの日程で行われる米韓合同軍事演習に対して、北朝鮮が何らかの軍事的な反応をみせるか、外為市場は警戒している。

ロイター
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