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米セントルイス連銀総裁、1回の利上げが必要との見方を堅持
2016年07月01日(金)07時31分
6月30日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、連邦準備理事会(FRB)は1回の利上げが必要との自身の見方を堅持すると述べた。写真はニューヨークで2月撮影(2016年 ロイター/Lucas Jackson)
[ロンドン 30日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は30日、連邦準備理事会(FRB)は1回の利上げが必要との自身の見方を堅持すると述べた。
ロンドンでの講演後、記者団に対し「これまでのデータに基づけば向こう2年間は英国の欧州連合(EU)離脱決定が米国に重要な影響をもたらすとはみていないため、今のところその見方を堅持する」と述べた。
同総裁は英EU離脱決定が米国に与える影響は「統計的にほぼゼロだ」としつつ、不透明感はあるとした。
総裁はこのほか、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)にかけて堅調な雇用統計が出ていたら利上げを訴えていただろうと述べた。また、低水準のインフレ期待を懸念しているとした。
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