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自民、英EU離脱で緊急対策本部 稲田氏「必要あれば対応を」

2016年06月28日(火)15時50分

 6月28日、自民党は午後、英国の欧州連合(EU)離脱で市場に動揺が広がっていることを受け、緊急対策本部の会合を開いた。本部長の稲田朋美政調会長は冒頭、市場動向を見極めたうえで、政府には必要があれば、ちゅうちょなく対応するよう求めた。写真は都内で15日撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 28日 ロイター] - 自民党は28日午後、英国の欧州連合(EU)離脱で市場に動揺が広がっていることを受け、緊急対策本部の会合を開いた。本部長の稲田朋美政調会長は冒頭、市場動向を見極めたうえで、政府には必要があれば、ちゅうちょなく対応するよう求めた。

今秋の経済対策に関しては「特に中小企業、地方経済に与える影響をしっかり見極め、対策につなげていかなければならない」と述べ、参院選後に議論を加速化させる方針を示した。

また、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の首脳宣言で、英国のEU離脱が「成長に向けたさらなる深刻なリスク」と明記されていることを踏まえ、稲田氏は宣言に盛り込まれたことが「現実になった」と指摘した。

(梅川崇 編集:吉瀬邦彦)

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