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トランプ氏、民主党の非白人議員を再び攻撃

2019年07月18日(木)13時31分

[グリーンビル(ノースカロライナ州)/ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、ノースカロライナ州で開いた集会で演説し、民主党の非白人女性議員4人を改めて攻撃した。

同州は2020年の大統領選でカギを握る地域。トランプ氏が再選に向けて、非白人女性議員に対する攻撃を強めていく戦略が浮き彫りとなった。

トランプ氏は週末、ツイッターで4人に「国に帰れ」と主張。民主党からは「人種差別」だとの非難が相次いだが、この日の演説でも20分にわたり4人を批判した。

同氏は、政権の移民政策やイスラエル寄りの政策が気に入らないのであれば、米国を出ていけばよいと発言。「こうした女性議員や女性議員の発言が、危険で好戦的な極左の台頭を促す原因になっている」と訴えた。

同氏が、ソマリア出身で米国に移住したイルハン・オマル議員の過去の発言を列挙すると、会場からは「彼女を国に帰せ」との声が上がった。

関係筋によると、トランプ氏は4人を民主党の「顔」にして民主党は極左だと訴えることで、穏健派の票を取り込みたい考えだ。

ロイター
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