コラム

仕事の生産性を上げる「誤解戦略」

2019年07月26日(金)12時53分

誤解の達人

「認知能力」が落ちているとストレス耐性が低くなり、感情のコントロールができにくくなります。

何事にも先入観を持ったり、レッテルを張ってばかりいる人は「誤解の達人」です。こういう人はいつもイライラしていたり、怒ってばかりいます。だからこそ厄介なのですが、相手は認知能力が低いため、論理的に説明しても理解してもらえないケースが多い。言葉を足すことで、かえってよけいに誤解されることもあり、誤解の「無限ループ」にはまっていくこともあります。

すべての人に「誤解」をされない、というわけにはいきませんので、相手によっては妥協も必要かもしれません。

自分にとって大切な人は誰か、を念頭において振る舞うことが重要です。

たとえば、ネットの書き込みなどにナーバスになりすぎ、誤解されないよう対応していたら、仕事仲間に「ネットばっかりやっている」「リアルなお客様よりもネットで知り合った人との関係維持のほうが重要なのか」と誤解されることになります。気を付けたいです。

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プロフィール

横山信弘

アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長。現場に入り、目標を絶対達成させるコンサルタント。全国でネット中継するモンスター朝会「絶対達成社長の会」発起人。「横山信弘のメルマガ草創花伝」は3.5万人の企業経営者、管理者が購読する。『絶対達成マインドのつくり方』『営業目標を絶対達成する』『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者。著書はすべて、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。年間100回以上の講演、セミナーをこなす。ロジカルな技術、メソッドを激しく情熱的に伝えるセミナーパフォーマンスが最大の売り。最新刊は『自分を強くする』。

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