一体なぜ? 貿易黒字なのに「関税50%」...トランプがブラジルにこだわる「個人的な理由」
Trump’s “Breakfast Tax” Against Brazil

ホワイトハウスでトランプと握手するボルソナロ(左、2019年) OLIVIER DOULIERYーABACAPRESSーREUTERS
<トランプ米大統領による関税50%の通告は、ブラジル国内に大きな波紋を広げている。ただしアメリカはブラジルから「痛烈なしっぺ返し」を受ける可能性も──>
ブラジルからの輸入品に50%の関税を課す、というトランプ米大統領の最新の脅しを経済の面から理解しようとしても無駄だ。その本質は政治的思惑、つまり苦境の盟友を救おうとする試みであり、経済的合理性のかけらもない。
一般的な経済指標に基づけば、関税引き上げの根拠はない。アメリカは昨年、ブラジルとの貿易で74億ドルの黒字を記録している。過去15年間でも計4100億ドルの黒字だ。
関税引き上げの最大の根拠は、ブラジル政府のボルソナロ前大統領に対する扱いだ。ボルソナロは2022年の大統領選の結果を認めず、クーデターを企てたとして刑事訴追されている。
トランプはブラジルのルラ大統領に宛てた書簡で、起訴を「国際的な恥」と非難。「自由選挙」を侵害するものであり、どういうわけか「アメリカ人の言論の自由の権利」も侵害しているとまで示唆した。
これは外交ではない。個人的感情に基づく政治だ。ボルソナロはトランプの最も忠実な外国の盟友の1人。トランプは貿易を国益ではなく、自分とそっくりの容疑で起訴された政治的パートナーを守るために武器化している。
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