トランプ、逆風のなか初の外遊 中東・G7会議出席へ
2017年5月17日(水)16時18分
今回の外遊に向け、トランプ大統領はティラーソン国務長官、マティス国防長官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)、クシュナー大統領上級顧問(通商・中東政策担当)などと協議を重ねている。
中東のある政府高官は、最初の訪問国をイスラム国家のサウジアラビアにしたことは、米国がイスラムを敵視していないというメッセージになると述べた。しかし、衝動的と受け止められる発言をしがちなトランプ大統領の言動によっては、「深刻なしっぺ返し」が待っているとも指摘した。
ジョージ・W・ブッシュ政権の報道官を務めたアリ・フライシャー氏は、初の外遊だからこそ重要な意味を持つと指摘。
「超党派の称賛を浴びる可能性もあるし、失敗しその失敗が誇張される可能性もある」と述べた。
[ワシントン 17日 ロイター]
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