最新記事

シリア

シリア関係国会合、1週間以内に敵対行為中止を目指すことで合意

ただし全面停戦の保証とロシアによる空爆の停止については合意に至らなかった

2016年2月12日(金)19時45分

2月12日、米ロなどシリア内線の終結を目指す関係国による会合が当地で行われ、1週間以内の敵対行為中止を目指すとともに、包囲された都市への迅速な人道支援を確保することで合意が成立した。ケリー米国務長官(写真)は記者会見で、合意は紙面上のものと認めた。ミュンヘンで撮影(2016年 ロイター/Michael Dalder)

 米ロなどシリア内戦の終結を目指す関係国による会合が12日当地で行われ、1週間以内に敵対行為中止を目指すとともに、包囲された都市への迅速な人道支援を確保することで合意が成立した。

 ただ、全面停戦の保証とロシアによる空爆の停止については合意に至らなかった。

 ケリー米国務長官は記者会見で、合意は紙面上のものと認めた。長官は「今後数日間に必要なのは、地上における行動。政権移行なしに平和は実現しない」と述べた。 一方、ロシアのラブロフ外相は記者会見で、敵対行為の中止はシリアとイランの大半を制圧している過激派組織イスラム国やアルカイダ系武装組織ヌスラ戦線には適用されないとして、シリアでの空爆を継続すると述べた。

 シリアの反政府勢力は合意による計画を歓迎しながらも、政府との間で行うジュネーブ和平会議に参加する前に合意が実行されなければならないとしている。

[ミュンヘン 12日 ロイター]

120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ワールド

ロシアのチュルキン国連大使、NYで執務中に急死

ビジネス

ポンド上昇、英上院はEU離脱交渉法案の審議開始

ワールド

トランプ米大統領、軍中将を大統領補佐官に指名 フリ

ワールド

ギリシャ改革案めぐる協議再開で合意=ユーログループ

MAGAZINE

特集:北朝鮮 暗殺の地政学

2017-2・28号(2/21発売)

異国の地マレーシアで殺害された金正男──。その死の背景には北朝鮮をめぐる地政学の変化があった

人気ランキング

  • 1

    金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係者を直撃取材

  • 2

    海上自衛隊、18年度から4年間で新型護衛艦8隻建造へ

  • 3

    金正男氏を死に追いやった韓国誌「暴露スクープ」の中身

  • 4

    金正男暗殺は10名が関与、4人は国外へ 現地警察が初…

  • 5

    金正男の暗殺事件で北朝鮮の男を逮捕 謎の男の正体…

  • 6

    トランプ初の単独会見は大荒れ けんか腰の大統領に…

  • 7

    トランプ大統領、スウェーデンの移民受け入れめぐる…

  • 8

    日本が危ない!? 福島原発の放射能フェイクニュース…

  • 9

    【写真特集】置き去りにされた被災者家族の願い

  • 10

    トランプ「メディアは国民の敵」、独裁につながる=…

  • 1

    金正男氏を死に追いやった韓国誌「暴露スクープ」の中身

  • 2

    金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係者を直撃取材

  • 3

    金正男クアラルンプール暗殺 北朝鮮は5年前から機会を狙っていた

  • 4

    北朝鮮独裁者、「身内殺し」の系譜

  • 5

    金正男の暗殺事件で北朝鮮の男を逮捕 謎の男の正体…

  • 6

    「線路立ち入りで書類送検」が他人事でなくなる侵入…

  • 7

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 8

    海上自衛隊、18年度から4年間で新型護衛艦8隻建造へ

  • 9

    一般市民まで脅し合う、不信に満ちた中国の脅迫社会

  • 10

    南シナ海、米中戦争を起こさず中国を封じ込める法

  • 1

    金正男氏を死に追いやった韓国誌「暴露スクープ」の中身

  • 2

    トランプを追い出す4つの選択肢──弾劾や軍事クーデターもあり

  • 3

    日本でもAmazon Echo年内発売?既に業界は戦々恐々

  • 4

    東芝が事実上の解体へ、なぜこうなったのか?

  • 5

    金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係…

  • 6

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 7

    ドナルド・トランプ第45代米国大統領、就任演説全文…

  • 8

    マティス国防長官日韓訪問に中国衝撃!――「狂犬」の…

  • 9

    トランプ、入国制限に反対の司法長官代行を1時間後…

  • 10

    アパホテル炎上事件は謝罪しなければ終わらない

グローバル人材を目指す

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

日本再発見 「日本の新しいモノづくり」
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 臨時増刊

世界がわかる国際情勢入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月