盲信しないで疑ってみる...「我思う、ゆえに我あり」のデカルトは、疑いまくって後の科学を発展させた【3分だけ哲学】

それって、絶対本当に疑わしくないとなぜ言えるの?=方法的懐疑(画像はイメージです):ambquinn_pixabay
<神が絶対(=真理)だった時代に「人間の理性」で真理を追求しようとしたからすごいのがデカルト。おかげで人は物事を客観的に判断するようになり、科学が発展した>
哲学を知らない人は損をしている。哲学は人生論などではなく、最強かつ万能のリベラルアーツだからだ。政治、経済、芸術、宗教、言語、自然科学、歴史、心理学など、哲学とは「いまあるあらゆる知識を分析する学問」だ。1日たった3分でおさえておきたい哲学を俯瞰する『この世界を生きる哲学大全』(CEメディアハウス)より紹介する。
ルネ・デカルト (1596〜1650年): フランス生まれの哲学者、数学者。近代哲学の祖とされる。「世間という大きな書物」に身をなげて遍歴する。哲学全体は1本の木にたとえられ、根に形而上学、幹に自然学、枝に諸々の学問があると考えた。スウェーデン女王クリスティーナのために講義をした。
「真実(=絶対的な原理)」を見つけるには「疑いようのないこと」を見つけよう
デカルトは数学者であり哲学者です。そこで、数学の方法を使って哲学の厳密化をめざします。デカルトは、絶対確実な原理をもとに「演繹的(※)な体系」を構築することを理想としました。
(※)演繹:普遍的な大前提から最終的な結論を導く論理的推論方法。
まず、厳密な哲学体系をつくるには、「絶対確実な原理」を出発点としなければなりません。絶対確実なことを発見するために、わざと疑いを強化するのです。そして、「疑っても疑ってもどうしても疑いようがない」ことがあれば、それはもう「確実」ということになります。疑うことが目的なのではなく、真理を発見するための慎重に慎重を期した思考方法、これを「方法的懐疑」といいます。
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