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「さよなら三日坊主」...毎日2万歩を歩き続けるための「5つの教訓」

20,000 Steps a Day

2024年3月18日(月)13時55分
デービッド・ポール(ポッドキャスト番組『ウオーキング・イズ・フィットネス』司会者)

4. 大変でもできるという自信

私は困難や試練に直面すると投げ出したり失敗したりしがちで、自分の回復力に自信がなかった。だがこの時は大変でも2年半歩き続けて、自分にそれができるんだと分かった。自分に何ができるかが分かると、信じられないくらい報われた気分になる。

引っ越しの翌日、妻が自動車事故に遭い、2カ月間も車椅子で生活する羽目になった。初めは何をするにも私の介助が必要で本当に大変だったが、私はもう大変な状況には慣れていた。

5. 底力の自覚

この「旅」のおかげで感情面でも精神面でも強くなった気がした。自分が1日2万歩歩けて、それを数日間継続できることは挑戦する前から分かっていたが、2年半も続ける精神力があるかどうかは分からなかった。

挑戦したおかげで思い込みが覆され、自分が思っていたよりはるかにすごいことができるんだと気付いた。

■それでもルールには縛られない

「1日2万歩」生活を2年半でやめたのは、ルールを重視しすぎて人生を縛り付けられそうだったからだ。

実は毎日2万歩も歩く必要はない。1万歩でも多すぎる。フィットネス初心者ならなおさらだ。まずは毎日10分間歩く習慣をつけよう。それがウォーキングの恩恵をフルに享受する土台になる。

<本誌2024年3月12日号掲載>

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