最新記事

ファッション

まるで異世界...奇抜すぎるファッションのセレブたちが並ぶ動画が「爆笑もの」と話題に

Kylie Jenner, Doja Cat Elevator-Music Video Goes Viral—'So Funny'

2023年1月27日(金)20時14分
シャノン・パワー
カイリー・ジェンナー

カイリー・ジェンナー(2022年11月) Mario Anzuoni-Reuters

<1人は巨大なライオンの頭部が胸元に付き、1人は全身の真っ赤な地肌が無数のスワロフスキーで埋め尽くされていた──>

1月23日に開催されたパリ・ファッションウィークで、ショー以上に注目を集めたのは、ゲストとして登場した2人のセレブたちだった。あまりに奇抜なスタイルの2人が並んだ場面を捉えた動画が投稿されると、その現実離れした光景が、「爆笑もの」だと話題になった。

■【動画】巨大なライオンの頭に全身真っ赤な女性...現実離れしたショーのゲスト席の様子

米セレブで実業家のカイリー・ジェンナーとミュージシャンのドージャ・キャットが並ぶ姿がキャッチされたのは、「スキャパレリ」の2023年春夏オートクチュールコレクションのショー。2人が最前列に座り、ショーの開始を待つ姿が撮影された。

ジェンナーが着ていたのは、胸元に巨大なライオンの頭部が付いた黒のストラップレスドレス。対するドージャ・キャットは、真っ赤に塗った地肌を3万個のスワロフスキークリスタルで覆っていた。なお2人に挟まれて座っていたのは、女優でモデルのマリサ・ベレンソンで、1927年にスキャパレリを設立したエルザ・スキャパレリの孫娘だ。

Twitterに投稿された動画には、ドージャ・キャットがじっと座って周囲を見渡す中、ジェンナーがベレンソンと写真撮影をしている様子が映されている。

約1000万回再生されたこの動画を投稿したユーザーの「plazynoodles」は、「この動画は爆笑ものだ。ドージャ・キャットは全身真っ赤でキラキラ光っている。そして、この安っぽい音楽。カイリー・ジェンナーはどういうわけか、ライオンを頭に乗せている」と書いた。

他のユーザーも同意見で、「ドージャはブルーマンと戦いにでも行くのか?」「まさに『ハンガー・ゲーム』の世界だ」「正直言って奇妙だけど、ライオンとかキラキラしているのが面白いし、すごいクール。サイバーパンクみたいな感じ」といったコメントが寄せられている。

ライオンの頭は「残酷」と批判も

ジェンナーのドレスには批判も集まっている。このドレスは、この日のショーのテーマの一部として、モデルのイリーナ・シェイクもランウェイで着用したもので、ライオンの頭部は剥製ではなく作り物だ。とはいえ、ネット上では動物をトロフィー(狩りで殺した獲物の毛皮や剥製など)やファッションの素材として美化するのは間違っているとの意見もある。

Instagramのあるユーザーは、このドレスを着用した写真を投稿したジェンナーに対し、「動物はトロフィーじゃない」と反論した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:「豪華装備」競う中国EVメーカー、西側と

ビジネス

NY外為市場=ドルが158円台乗せ、日銀の現状維持

ビジネス

米国株式市場=上昇、大型グロース株高い

ビジネス

米PCE価格指数、インフレ率の緩やかな上昇示す 個
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 4

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」…

  • 5

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 6

    アカデミー賞監督の「英語スピーチ格差」を考える

  • 7

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 8

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 9

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 10

    大谷選手は被害者だけど「失格」...日本人の弱点は「…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中